2022.08.25

人の心を動かすコピーライターの仕事。インスピレーションの根源とは?

# Business Development

enndarumaでコピーライター/コンテンツプランナーを担うゆうきさんは、茨城県出身で無類の野球好き。

自分が気になるものや知らないことへの好奇心が強く、それが源となり留学経験や2年ほどのバックパッカーの旅をしてきた行動力に優れたメンバーです。現在担当しているコピーライターやコンテンツプランナーのアイディア創出はどのように行っているのか、インスピレーションの根源を探りました!


横山祐樹 / Copywriter, Contents Planner
1991年生まれ 茨城県出身

enndarumaに入社したきっかけを教えてください

ショーンがいたからですね。笑 実はショーンと母校が同じで、ある時ショーンがOBとして学校訪問してきたことがあるんです。優秀な卒業生で社会人として活躍していたショーンは、自分にとって理想のビジネスマンでした。周りの生徒がショーンにビジネスの話を聞く中で、僕はショーンと野球の話で盛り上がっていました。笑 でもそれが縁ですね。共通の好きなことがあったおかげで、ショーンと仲が深まり、現在も一緒に働いています。

enndarumaのどんなところに共感を持ちましたか?

自走できるところです。今はまだ会社の規模は小さいけれど、だからこそ自分でやらなくてはいけないことも多くて。でも逆に言うと自分がやりたいことは、実行しやすいし、しかもスピーディにできるのがいいですね。あとenndarumaは、それぞれ違うバックグランドを持つメンバーが集まっていて、各々の技を磨き上げています。そんなメンバーと一緒に働くことで、メンバーそれぞれの技を盗めるし、沢山吸収できる環境は素敵だと思います。

現在の担当業務はどんな仕事ですか?

コピーライター兼コンテンツプランナーです。言葉でコミュニケーションをとるものは、すべてコピーライターの仕事です。CMやポスターなど広告全般にまつわる文案を作成します。その言葉によって人の心を動かしたり、行動喚起を促します。コンテンツプランナーは、新商品やキャンペーンを知ってもらうために、どのような手法でどんなメディアを通して実行するのか、仕掛け作りのアイディアを沢山提案しています。

---コピーライターとして大事にしていることはありますか?



インプットとアウトプットのバランスです。コピーライターになって、目にする文字全てをインプットするようになりました。なぜその言葉が使われているのか、その言葉の意味や理由について深堀しながら、1個でも多くの文字を自分に蓄えています。知識だけ増えてもアウトプットの場がない限り、そこからクオリティをあげることはできないので、きちんとアウトプットの場も設けています。
また、コピーは人の心を動かすことが目的のひとつですが、それは抽象度が高いとNGです。解像度が高ければ高いほど良しとされ、具体的に書くことを意識しています。

---インプットは具体的にどのように行っていますか?

名作といわれるコピーライターを見て、自分だったらこう書くなとか考えています。この時代の背景だからこういう書き方をしていて、だとしたら令和の時代は何て書くだろう?といった感じです。最近は、釣りや女性誌などジャンル問わずに雑誌を見ていて、どんな言葉を使って、ターゲットの背中を押しているのかチェックしています。昨今では背中を押してくれる言葉や、自分を許してあげる言葉が多く目立ち、今の時代背景が表れているなと感じますね。

今までで一番に心に残るコピーは?

父親がよく言っていた「好きこそ物の上手なれ」のコピーがとても印象に残っています。好きでやっている人にはかなわない、人生の中で“好き”を見つけられればそれで充分、本当にこの言葉の通り今の人生を歩んでいる気がします。バックパッカーの旅も今思えば、旅の中で“好き”を見つけることをしていたのかもしれないですね。

あともうひとつは、野球部の監督が言った「思いは力」。より勝ちたい、よりうまくなりたいと思っている人が最終的には勝つ、という意味合いが込められています。ちなみに高校野球部のジャージの袖には、「熱烈峻厳」と刺繍で施されていたのですが、この四字熟語も好きですね。情熱を込めて事に当たり、何があっても絶対に譲らない厳しさを持つという強い志を持つ言葉です。

今後どんな未来を描いていますか?

今までの人生がどんな道であっても、それが正解だったと思えるように日々努力したいです。野球の話なんですが、ある選手が甲子園に出場するために、大阪の名門校と言われるPL学園の入学試験に落ちてしまい、違う学校に通っていたんです。でも彼は自分が来た道が正解になるように、やれることは全てやりきって努力を積み重ね、甲子園に出場することができました。どんな道になろうとも最善の道へとベクトルが向くように努力する、すべては自分次第なんだと思います。
 

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