2022.08.25
enndarumaのアートディレクターを担当するたかさんは、大企業のさまざまな広告の荒波に揉まれ、長年のキャリアを積んできた敏腕アートディレクター。2017年よりフリーランスになり、今年4月にenndarumaにジョインしました。チームからの信頼が非常に厚く、どんな要望も見事に叶えてくれる頼りがいのあるメンバーです。メンバーからの無茶ぶりにも癒し系の笑顔でなんとかしてくれます。笑
そんなたかさんのアートディレクターのお仕事についてインタビューしました!
井上隆行 / Art Director
1983年生まれ 神奈川県出身
代表のショーンにお声がけいただいたのがきっかけです。ショーンが会社員時代に一緒に仕事をしたことがご縁でした。実はショーンからのお誘いは2度ほど断ったのですが、熱意に負けました。enndarumaのビジョンにはもちろん共感していますが、それ以前にショーンの人柄や行動力に惚れましたね。あと、働いているみんなの人間性もすごく良くて。芯があってぶれない感じが好きです。
クライアントの要望を紐解いて、丁寧にビジュアル化、言語化し世の中に最適化して届けるお仕事です。アートディレクターの仕事は、制作物の方向性やクオリティのコントロールをする指揮者的な役割を担っています。デザインの方向性を伝え、実際に手を動かしてデザインするのはデザイナーの仕事ですが、僕の場合は、自分でデザインをしたいので、兼任アートディレクターとして現在は働いています。
普段から広告とか色々なものを見るようにしています。電車に乗っている時や、歩いている時、買い物しているときなど。僕だったらどんなデザインにするか、コピーの大きさとか、写真の撮り方、レイアウトなどを常に考えてたりします。
一番大事なのは、デザインセンスよりも、「人間力」が重要だと思います。デザインできても、人間力がない人は仕事がこないですからね。
また制作物を作る時は、人からどう見られ、人がどう感じるのか、この色やフォントでいいのか、自分ではなく第三者からの目を一番意識しています。デザインを生み出したときは100%僕だけの考え方のアウトプットなので、身近な人に意見を聞くこともありますね。デザインが完成したら、一晩おいてフラットに見てジャッジしたりもします。
あとは自分の色を出さずに、クライアントの課題解決をしているかどうかも確認しながら作業を進めています。
『温故知新』です。古くから伝わる文化や風習を知り、知った上で新しいことにチャレンジしていきたいです。デザインはインプットが重要なので、昔のデザイン、今のデザインを吸収し、自分のフィルターを通してアウトプットする。それがあるのとないのではデザインの重みが違うと思っています。
今も昔もかっこいいデザインは沢山あります。ただ、広告は消費者のためになってこそ機能するものなので、かっこよさだけでは成り立ちません。“伝わる広告”を作るのは本当に一苦労です。
僕自身、フリーランスでそこそこ食べれてはいたものの、enndarumaにジョインしてからはやはり「個」より、「チーム力」が大事ながなと改めて実感しました。みんな別々の方向を向いているかと思いきや、信念が一緒だからチームがブレないですね。
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